GLAYの重い曲「棘」は歌詞と曲調でダークな世界を魅せる!?

GLAYの重い曲「棘」は歌詞と曲調でダークな世界を魅せる!? シングル

GLAYは多種多様な曲を世に送り出しています!!

とくに社会や世の中に対するメッセージを込めた曲が、《re:birth》以降多くなっています(^-^)

しかし、やはりロックバンドを常に目指し活動してきたGLAYは激しく勢いのあるメロディーも忘れず、挑戦し続けています!!

その中でこの【棘】という曲は、すごく激しくダークな雰囲気なんだけど、歌詞もメロディーもどこか哀愁漂う、不思議なイメージを抱かせるんです(*_*)

 

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【棘】とは!?

2007年4月4日にリリースされたシングル【鼓動】のカップリングとして届けられたロックナンバーです!

デコイチ的には【鼓動】よりも聴いてる回数がハッキリ言って多いです(笑)

ライブでもちょくちょく演奏されており、そのダークさからライブ映えする曲だと感じます(*^_^*)

『十字架の痕~』の部分で、TERUさんが十字を切るパフォーマンスが印象強いです!!

棘の収録CD

【棘】のデコイチ的印象

イントロ

ギターの重いスライドから入り、激しいベースとドラムが始まる!!

既にダークなロックを思い起こさせ、ライブでは一気にヒートアップです(^◇^)

魔法から醒めた神の悪戯・・・GOD’S BREAKAWAY

すごくファンタジーを感じるのはデコイチだけかな~($・・)/~~~

幻想的な立ち上がりで、「恋に溺れていた自分が現実に戻り、それまでの世界が偽りだったと知った・・・そして全てを否定した・・・」のような「厳しく残酷な愛」を、デコイチは勝手にイメージしてしまう(^_^;)

この胸に焼き付く十字架の痕、赤い棘で溢れていた

十字架は人の宿命や運命、使命などを例えて用いられるイメージですが、残酷な愛を背負った証拠なんだと思う!

それは赤く突き刺すような棘で溢れているということで、自分一人では消し去ることができないことを暗示していると感じる(@_@;)

 

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Aメロ

正気じゃない俺がいる・・・自分が誰かさえ判らない

愛に破れて意識がもうろうとするほどのショックを受けている・・・自我を維持することもできないくらいのダメージなんでしょう(>_<)

これによって、自分以外を否定しようとするんだろうか・・・

鼓動が邪魔をする・・・誰一人知る者がいないままに

ショックで意識の保持は困難だけど、自身の鼓動だけはハッキリと感じる・・・

それは自分を否定へと導く合図で、この歩みを止めないと取り返しのつかないことになりそうです(・_・;)

1番Bメロ

そして長い長い沈黙の後で、静寂を破る鐘が鳴る

「おれはこのままでいいのか?これでいいのか?このまま進んだらどうなるんだ?」

不安と恐怖に耐えながらの一瞬は、体感的に非常に長く感じるという・・・

愛とは難しいものだと自問自答している時、誰かが声をかけてきた!

この”誰かの声””鐘”だと表現していると感じ、主人公に光をともしてくれる存在になるのか・・・(@_@;)

Aサビ

魔法から醒めた神の悪戯・・・GOD’S BREAKAWAY!

この心を・・・謎を突きつけたまま黒い雨は降り続いた・・・

なぜ自分は、こんなにも胸が張り裂けそうな思いをしているのか?

ショックが大きすぎてそれすらも認識できておらず、あたり一面が黒く染まっていく・・・心が闇に染まっていく光景が想像できてしまう・・・

 

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間奏~ギターソロ

イントロと同じメロディーから入るけど、それよりも重く感じる!!

そしてギターソロがまたトリッキーなんですよ~(^^♪

低音と歪みを強くかけ、ダークな世界を表現しています!

フレーズも3連符で刻んでおり、聴いていてすごくスッキリします(*^_^*)

2番Bメロ

夜の深い深いため息だけが、自分の存在を認めてる

自分を黒く染めた出来事、それすら認識できない中で、ため息だけが深く聞こえてくる・・・それを自分のものと認識し、間違いなく自分は生きていると言うことを実感しています。

このとき、不安や恐怖だけでなく、「後悔」も深く感じているのかな~、そんな風に思います。

人に話せるような過去じゃなかった!でも二度とあんなに激しくは愛せない・・・

これはもしかして「結ばれない愛」のことかな・・・

誰かを激しく心から愛していた事実は、「禁断の愛」だと分かっていた!!

だけど、それでも真剣に向き合っていた・・・その光景をイメージすると、ダークな雰囲気が一変、悲しみすら覚えます(:_;)

 

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ラストサビ

零時の針に狙われたまま終わりを見つめてる

これはシンデレラの魔法をイメージさせます・・・というかこの話、シンデレラがモチーフか!?

零時を迎えるその時、自分の「本気の愛」は終わってしまう・・・

あたかも「魔法」の効果が切れるように・・・

切なく感じてきた(;O;)

NO!STAIRWAY TO HEAVEN. STAIRWAY TO HELL 形あるものは壊れ・・・

天国への道も地獄への道も、どちらも自身で選んで進んできた道、進むべき道!!

ただ、形のあるものはその選択で良くも悪くも壊され、その中から真実を導き出す・・・

すごく意味不明なようですが、デコイチは「形あるものはいつか壊れるんだから、想い残さないように生きろ」というメッセージだと勝手に思っています(*^_^*)

魔法から醒めた 神の悪戯 GOD’S BREAKAWAY この胸に焼き付く 十字架の痕 赤い棘で溢れていた GOD’S BREAKAWAY・・・

最後の「GOD’S BREAKAWAY・・・」の連呼が主人公の心の叫びなんでしょうね!!

HISASHIさんのワウ?ワーミー?のかかった歪みもそれを促しています(@_@;)

【棘】は心を内に閉じ込める鍵だった!?

人は誰しも、苦痛から心を解放したいと考えると思います!!

この主人公は、過去の結ばれない、悲しみの愛の記憶から解放されたい一心で一歩を踏み出すけど、それを振り払うように棘が邪魔をして、苦しみの中で生きている・・・

まるで人生ですね!

人は誰しも苦しみを経験し、そこから逃れられないこともあるでしょう。

そのもどかしさ、気が狂いそうなダークな心をうまく描いており、古典絵画のような印象を受けました(*^_^*)

もし気になった方がいたら、ぜひ、自分の耳で聴いて見てくださいね(^_-)-☆

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