GLAYのバラード『つづれ織り』の歌詞と曲は、切ない愛の物語だった!!

WHITE ROAD

GLAYのバラードには昔から聴き入ってしまうものばかり(*^^*)

だいたい、GLAYっていうとロック系の先輩方を多数リスペクトしており、激しいナンバーなイメージがついている人もたくさんいると思います(@_@)

しかし、デビュー当時から現在まで、それとは対照的な「バラード」も多数世の中に発信しています(#^^#)

なんていうのかな~、GLAYってメッセージ性が強いバンドだって前に言ったけど、ストレートに胸に響くんですよね~

この【つづれ織~so far and yet so close~なんてその代表バラードだとデコイチは思っています(*^^*)

そこで、実際の曲を聴いてみてから読んでみて下さいね(*^-^*)

 

目次

【つづれ織り~so far and yet so close~】の印象

この曲は、2005年1月19日にリリースされたバラードベスト《WHITE ROAD》の14曲目に収録されました(*^^*)

しかし、デコイチは、とある理由でこの曲にはとても思い入れがあり、忘れられないエピソードがありますが、それはまた次の機会に(笑)

シングルは無くいきなりアルバム、しかも”ベスト”ということで、特別な思い入れを感じます(^^♪

2014年11月5日リリースの13thアルバム《MUSIC LIFE》の特典ディスク『BALLAD BEST☆MELODIES』の1曲目として収録されました(^_-)-☆

人気投票での1位だったので、やはりというべき感があります!!

また、2014年11月から2015年2月まで開催の全国アリーナツアー《GLAY ARENA TOUR 2014-2015 Miracle Music Hunt》で披露されたことでも反響を呼び、 10年の時を経て「USENリクエスト J-POP HOT30 」における2015年1月14日付のランキングで1位を獲得しました(^^♪

 

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これを機に、まさかの「PV作成」という企画が開始!!

それは、1枚1枚の写真をつなぎ合わせ、1つの物語を描き出すという”壮大な”ミュージック・ビデオで、『GLAY MOBILE』『GLAY公式サイト』で一般から募集をかけていました(*^^*)

デコイチももちろん応募しましたが、残念ながら見当たらず・・・でもほんとに写真がストロボのようにつなぎ合わされ、キレイに『ストーリー』として仕上がっており、感動しましたよ~(#^^#)

また、2015年5月25日にリリースされたシングル【HEROES】のトリプルA面の1曲としてシングル化され、『10年の時を経て・・・』という言葉がピッタリの曲なんです(^^♪

イントロ

キーボードオーケストラから入る優しい響き。

TERUさんの声も相まって、すでに感動します・・・

降り積もる想い出より貴方を愛してる、立ち止まりうずくまった私を見つけて

キレイで淀みのない、奇跡的な表現です!

今まで生きてきた自分の中の全ての記憶、家族や友達、先生や恋人などと過ごした日々。

それらは、当たり前のように自身の心に刻まれている・・・「降り積もっているもの」なんです(”_”)

そのどれよりも、今、目に映っている”貴方”のことが愛おしい・・・

本気で愛した人、今までの記憶全て上書きされるくらい、貴方でいっぱいだという表現に感じます(@_@)

しかし、んんん~~~???

「私を見つけて」・・・これって目の前に、近くに”貴方”がいないってこと?

だとしたら、このフレーズは、心がズタボロになってしまった自分を支えてくれる貴方への精一杯の気持ちということに・・・

すごく孤独を感じてしまう、寂しいフレーズに、デコイチは感じます(;_;)

 

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1番Aメロ

TAKUROさんのギターとJIROさんのベースが静かに奏でます。

このストーリーの”序章”のように、一歩一歩、歩むような感じを受けます( ・´ー・`)

また、TERUさんのウィスパーボイスが、この切ない場面をより強く具現化しています・・・

傷つけ合うままに2人過ごしていて、何度もう会わないと何度涙ながした

人を傷つける・・・デコイチはすごく心当たりがあります。。

友達や先生、恋人さえも、自分の身勝手で、傷つけ、離れて行ってしまった経験があります。

一緒にお付き合いしてるのかな、二人でずーっと一緒にいるとお互いを優しく包み込むことは当然として、傷も付けあう・・・それが人間だと感じます。

みんなそれぞれ考えを持って生きているけど、それを完璧に100%分かりあうことはできない

お互いを干渉し合うことを避けるように、「もう嫌、絶対逢わない」と頭では思って離れるけど、相手を愛していることは変わらないわけで、自然と涙が出てくる・・・そんな経験、ありませんか?

デコイチはすごくあって、心にもないことを、つい口走っちゃって、いっぱい嫌な思いを周りにさせてきた・・・今でもそう感じている人はいるかもしれない・・・

でも、言ってから、離れてから気づくんだよね「なんでこんなこと言ったんだろうという”後悔”」

この公後悔が涙となって流れてきているんじゃないかな~と感じます・・・

この二人は、本心をぶつけ合って、その上で理解し合えた上での”愛”を望んでいるようにデコイチは考えます。

若すぎて互いの気持ち見えない日には、温かなその腕をずっと掴んでた

自分の意見や思想ばかりが表立って行動や態度となる、若い頃には誰でもあること・・・デコイチは未だに成長出来ていませんね・・・

自分と合わないものは、排除しようとする心理が働くものと思われますが、それは”若い”からできることであって、これから伸びしろのある世代はそういう強い信念というものが必要だと感じます(>_<)

この”腕”というのは”自分”なのか”貴方”なのか、すごく曖昧ですね。

一つ上の歌詞からすると、お互いがぶつかって離れた状況であり、「涙を流しながら”後悔”と”悩み”を感じ、自身を抱えるように腕をつかんでいる」と考えられます( ;∀;)

しかし、逆にお互い納得いかなくても、ムスッとしながら近くにいる状況であれば、「気持ち見えない日~」というところで、素直になれない二人が表現されているんじゃないかな~と感じます(>_<)

 

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1番Bメロ

Aメロとほぼ同じで、曲調は一瞬高くなるくらいです(^^♪

何度何度道草しても、2人はこの場所がとても好きだったから

これは二つの場面が想像できます(*^^*)

一つ目文字通り「道草」です!!

二人は小さな頃からの友達で、よく一緒に行動していた男女の組み合わせ、デコイチも遥か昔、そんな存在がいました(^^♪

そんな二人の心が落ち着くあるスポットがあり、小さな頃、よくそこで道草くっていた。

大人になっても変わることなく、その場所は安らぎの場所で、今でも二人で訪れる場所・・・イメージできます(^_-)-☆

二つ目は「道草」を「遠回り」と置き換えることです

お互い、伝えたい気持ちも言えず、お互いを突き放してしまう日々。

そんな後悔と涙を感じながら距離をおいています。

しかし、そんないざこざはすぐに時が解決してくれ、いずれ元の近い”二人の距離”に戻る・・・一緒にいるということ・・・

その瞬間、その「一緒にいる」という状況が、二人にとって安らげる場所、幸せを感じることのできる「状況」だと認識しており、これを『場所』と表現したのかもしれない(^◇^

どっちもあり得る状況ですが、デコイチは後者を押したい!!

前者も過去の想い出を呼び起こしており、相手のことを考えているということになりますが、後者の方が「雨降って地固まる」じゃないですけど、これから、より間を深められそうな気がするからです(*^-^*)

夏の空は星がとても綺麗だったね、この想い受け止めてくれたなら

夏の空は、過去の想い出の記憶なんだろうか?

一緒にいる中で、夏の夜に繰り出したこともあるでしょう。

その中でも一際記憶に強く残っている「夜空の瞬き」が表現されていると思います!!

そんな記憶を呼び起こしながら、相手に対して自分の想いを知ってほしい・・・そのためには自分が切り出さないと進まないことは分かっている。

もしかしたら「夏の空の星」は、お互いに伝えあいたい気持ちがたくさんあるということを、瞬く”星”と表現したのかも知れない(*_*)

1番サビ

ここは1番だよね・・・うん、1番です(^v^)

降り積もる想い出より貴方を愛してる、立ち止まりうずくまった私を見つけて

時として全てに弱気になる私を見つめていて

イントロと同じフレーズに、1フレーズ加わっています!

”弱気になる私を支えていて”という願望が伝わってきます・・・

やはり、自分の傍にはいないという感覚に、デコイチは思えてなりません・・・声なき悲しみですね(;O;)

 

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間奏

オーケストラとサックス?がメインの演奏です(^-^)

サックスの音が目立ち、ちょっとジャズちっくなイメージも湧くフレーズで、新鮮です(^_-)-☆

2番Aメロ

貴方に会うまでの道のりは暗くて、街の灯を独りきり遠くで眺めていた

自分と貴方との距離は遠く、想いをお互いに伝えることも難しい

その距離は縮まるどころか、衝突するたび広がっていくように思える・・・

つまり、お互いは一人でいる空間が多く、時間も多く、二人が安らげる”好きな場所”の光が「街の灯」だと思います。

ただ、その一点だけを見つめ、たどり着きたいと思い続けている・・・切ない(;O;)

自分らしさなんて言葉は嫌いだった、生き方が上手な人の台詞だって

お互いに愛し合っていたからこそ、一緒にいられた。

そこにはそれ以外のことはどうでもよかったのだと思います・・・

ただ、お互いの本心を常に出していった上での納得でなければ、生活は難しい。。

今回の自分と貴方との距離は、お互いの”本心”つまり「自分らしさ」の行き違いが原因のように思えます(・・;)

というか、”自分らしさ”って何だろう?

デコイチもこの言葉は、今までの人生で昇華できた試しがありません・・・

”自分らしさ””自分のあるがまま”っていう意味じゃないのかな~?

それが行き違ったということは、これから先も、いずれ同じ状況になると感じます・・・

そんなとき、「自分らしくいれば大丈夫」なんていわれた日には、どうしたらいいか、戸惑ってしまう。。

安易にそういう言葉を言える人は「自分のような辛い思いをしたことのない”生き方のうまい人”」でしょう・・・なんとも的確な表現だと思います。。

心を隠し息を潜めた、そしてこの場所で貴方に出逢った

初めて出会った瞬間のことでしょうか?

すごく初々しい光景が目に浮かぶ(*^_^*)

”心を隠し”とは自分の本心を出さず、お互いが相手に合わせて接していたのかな~と感じます・・・

初めて交わし合った言葉を憶えている? 今だって大事な宝物なのに・・・

例えば、初恋の人と、あるいは初めて付き合った人との「最初の会話」ってすごく印象深くないですか?

デコイチも、その言葉(一言一句というわけではないですが・・・)は覚えています(#^.^#)

その相手との“初めて“は一生で1度しかなく、「宝物」だと言っても過言ではないです・・・今でも愛している人ならなおさら・・・

 

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2番サビ

同じ空見上げるのにいつもと違ってる

一緒にいる時に、常に見ていたはずの空・・・

決して変わることのない存在だが、今は離れて一人ぼっち・・・そんな心情が”曇り”となって覆っているのだと思います。

目で見える光景と、イメージする光景が心によって左右されるほど、人の心は繊細だと感じます。

いつの間に私たちはこんなに遠くへ

もう何も言えない・・・

お互いの亀裂は、今では計り知れないほど大きな溝となり、相手が見えない・・・

そんな心情を辛辣に歌い上げています・・・

時として全てに弱気になる私を見つめていて

距離は1番の時よりも、ずーっと遠くに離れてしまっていると思う。

それでも、見えなくなってしまった相手に対する自分の好意と想いは変えることができない、そんなもどかしい心情ですね(/_;)

間奏

前回の間奏よりも音が響くようになっており、ギターも深く静かに読み上げています・・・叫びというのかな~

 

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ラストサビ

降り積もる想い出より貴方を愛してる、立ち止まりうずくまった私を見つけて・・・

「~愛してる、立ち~」の部分が前半と異なり、盛り上がりを見せてくれます(*^_^*)

”愛してる”という気持ちの強さを際立たせる表現が、涙を誘う・・・

目の前の夢の為にわかってくれたのに、いつの間に私たちはこんなに遠くへ

TERUさんのキーも高くなり、また、楽器隊もシャウトする場面です(@_@;)

「目の前の夢」とは、デコイチ的には「個人」と言うよりも「二人で一緒にいること」というニュアンスを感じます(*_*)

「お互いに将来的にず~っと一緒にいようね!!」そんな”想い”が”夢”で、お互いに心通じてたけど、気がついたら一人ぼっちになっていた・・・何これ、もう泣くしかないじゃん・・・

時として全てに弱気になる私を見つめていて、私を見つめていて・・・その愛で私を見つけて・・・

極めつけがこの「見つめていてほしい」という切なる願いの連呼・・・

本気でお互いのことを想う・・・その愛で私を包んでほしい・・・もう何も言えない(:_;)

深い悲しみのバラード

この曲の印象としては、デコイチは「涙」しかありません。。

どういったキッカケかは人それぞれですが、それが原因で、一緒に見た夢も置き去りにして、お互いが一人ぼっちになって”しまった。

というより、お互いを「一人ぼっちに”して”しまった」というべきか・・・

お互いを愛する気持ちは変わることはないと、この曲の主人公たちからは感じます・・・

だからこそ、最後の「見つめていてほしい」という気持ちを大にして表現している。

すごく胸が痛む・・・

”音”と”メロディー”だけであれば、結婚式など、お祝い事にピッタリなんですが、歌詞を考えてしまうと、逆にそういう目的には合わないと、強く感じます

そんな大人の深い悲しみを描いた、TAKUROをはじめGLAYは、壮大なメッセージを表現できる、数少ないバンドだと、改めて興味を惹かれます・・・今でもね(#^.^#)

もし、気になったら、ぜひヘビロテしてみて下さいね! コレ以外の曲引き込まれますよ(^^♪

最後まで読んで下さり、ありがとうございました(^_-)-☆

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